トップページ ≫ 杏梅堂の理念
漢方は古代中国から伝来した後、国内で長年発展してきた日本の治療法です。現代中国の医学は中医学と呼ばれ漢方とは異なります。江戸時代に西洋から伝来した医術を蘭方というのに対して、日本古来の医術を漢方と呼ぶようになったのです。
あの徳川家康も自分で漢方薬を作れる知識を持っていたと言われています。
当店は漢方薬店ですが、決して西洋医学を否定しているわけではありません。
西洋医学では、体の中で病気が悪化した部分を中心に治療しようとしますが、漢方では、「病気は、各臓器の孤立した病片にあるのではなく、諸臓器の機能的相互関係にある。」と考え、人間全体を観察して、その機能をバランスさせることで治療を行います。
さらに漢方は病毒の消滅効果があるばかりではなく、体の抵抗力を効果的に発揮させることができるのです。
私たちが漢方をおすすめするのは、単に病気の治療だけでなく、未病と呼ばれる病気の一歩手前の状態を改善するには漢方が適していると考えるからです。
西洋医学の代替療法のひとつとして、漢方の良さをお客様にお伝えすることができるものと考えております。
まず直接お客様とお会いして、じっくりとお話を伺うことから始めます。
そして漢方独特の診断手法を用い、お客様の体質(虚実・寒熱・燥湿など)や気血水を考慮したうえで、現在の症状に合わせた漢方薬をおすすめしております。
当店では電話やメールでの具体的なご相談はお受けしておりません。
また初めてお会いするお客様には、一度ご来店頂くようお願いしております。
遠方にいらっしゃる方には誠にお気の毒ですが、電話やメールでは、お客様の本当の訴えを聞き取ることはできないと考えるからです。
お客様ひとりひとりと真剣に向き合い、お客様に最も適した漢方をおすすめすること。
それが私たちができる最上のサービスだと考えています。
〒642-0003
和歌山県海南市山崎町3-1-11
TEL.073-483-0315